ONLINE Cinema Project

Tokyo Zokei University
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世界に向けて、はじめての映画を。
美大生が作る映画のせかい。

Projects

音楽を巡る映画祭

2023年前期  7月18日〜9月4日オンライン
★イベントは終了しました。

Dance@30fps

2023年6月7日 17:30〜 会場:東京造形大学 ZOKEIギャラリー
★イベントは終了しました。

悲喜劇を巡る映画祭

2022年後期
★配信終了

( )と( )を巡る映画祭

2022年前期

★配信終了

日々を巡る映画祭


2021年前期
★配信終了

ある日、ピナが


2020年後期 国際ダンス映画祭関連企画
★配信終了

身体を巡る映画祭

2020年前期

★配信終了

01.


PHILOSOPHY

オンラインで観る映画・映像のこれから。

 この映画祭プロジェクトは、東京造形大学 プロジェクト科目のひとつとして開講されています。国際ダンス映画祭、DANCE AND MEDIA JAPANの協力の元、学生たちがオンライン映画祭を実施し、自身の作品を公開します。

 2020年、すべてが遠隔授業となった年にスタートしました。もともとは映画館などで映画を上映する社会連携プログラムでしたが、初回からプロジェクトは方向転換となりました。しかしながら、映画館、劇場、美術館といった場での作品鑑賞に制限が生じたコロナ禍においても、作品発表の場の多くは活動が停止しないようインターネット上でも実行され、数多くの作品が映像配信されはじめました。

 とはいえ、作品をオンライン動画プラットフォームに掲載してSNSで拡散する方法で、映画館、劇場、美術館に行ったことの代替となるでしょうか。場所の移動は出来ないとしても、どのようにしたら作品をインターネット上に放置したままにせず、鑑賞者のみなさんとのコミュニケーションを維持して公開できるか。そのことがプロジェクトの大きな課題となりました。

 そこで、作品解説、対談、プロフィールを先に公開する、という方法によって、映像作品の見え方がどのように変化するかを実験しました。映画館ではパンフレット、美術館ではカタログが販売され、その中には作品解説、批評、インタビュー、対談など、多くの言説によってビジュアル作品を鑑賞する手立てが提供されています。発表の場をWEBサイト上とするならば、その場所に行ってパンフレットやカタログが買えないわけですから、むしろ先に配布、公開してしまおう、というアイディアです。言葉と映像、相互に補完するものとして提示する試みです。さらに映像作品の公開が終わっても、作品解説や対談などの言葉をアーカイヴとして残せることもオンライン映画祭の特長と言えます。

 このプロジェクトに参加した学生の多くは、初めて映像作品を制作しました。映画・映像専攻、写真専攻、テキスタイル専攻、メディアデザイン専攻、インダストリアルデザイン専攻、室内建築専攻、絵画専攻、彫刻専攻、様々な専攻の学生が参加しています。
 

プロジェクト担当:飯名尚人(東京造形大学准教授)