アーカイブ・プロジェクト



CONCEPT 〜アーカイブの必要性とその定義〜

「舞台芸術のアーカイブ」というとき、様々な定義が生まれています。過去の振付を再演するということもアーカイブですし、資料の保管、衣装の保管などもアーカイブの目的となります。各アーカイブはその目的を明確にしなければいけません。
Dance and Media Japanのアーカイブの目的は以下のものです。

 * クラウド型デジタルアーカイブ
 * オープンアーカイブ(公開、閲覧できるアーカイブ)

ハード依存のデジタルアーカイブは、ランニングコストがかかり、コンテンツのフォーマットも制限されますが、「クラウド型」の場合インターネットに接続されていれば、動的にコンテンツの更新ができ、さらに自分の端末がデジタルアーカイブになります。インターネットとパスワードの管理次第で、即席のダンスアーカイブがいつでもどこでも作る事ができるわけです。
そして、実用性を重視した具体的なシステムを見つけ出すことも大切な仕事になります。

現在このプロジェクトは、映像をメインとした「クラウド」「オープン」「デジタル」のアーカイブを構築しています。

プロジェクトメンバー


飯名尚人  |ディレクション
半田達郎  |技術
國府田典明 |進行

アーカイブについての問い合わせ

メール office@dance-media.com
ダンス アンド メディア ジャパン事務局まで、メールでお問い合わせ下さい。


プロジェクト





大野一雄ビデオアーカイブ
主催 大野一雄舞踏研究所

膨大に残されている大野一雄氏の貴重映像を1分間閲覧できるデジタル動画アーカイブ。作品検索も可能。現在およそ170動画が掲載されています。今後、より多くの映像を閲覧出来るよう計画しています。




ダンスリーフ 舞踊教育WEB教材
共同開発 NPO法人JCDN | ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク、NPO法人子どもとアーティストの出会い、セレノグラフィカ

舞踊の授業をどのように組み立てれば良いのか、どんな方法があるのか。すぐに授業で使えて、経験に応じてアレンジもできるWEB教材。それぞれのエクササイズに関して講師インタビューも掲載。
講師:セレノグラフィカ、アオキ裕キ、鈴木ユキオ




洋舞インタビュー
主催 大野一雄舞踏研究所

石井漠、大野一雄、池宮信夫、、、日本の「洋舞」と言われている作家を巡るインタビュー集。関係のあった舞踊家等が、当時どんな状況であったか、どんな舞台だったか、などを語っています。貴重な「証言」映像集。




EVENT


2015年2月10日(火)〜2月15日(日)
ダンスアーカイヴ・プロジェクト2015
Bankart Studio NYK 3階





2014年3月28日(金)〜4月6日(日)
ハンマーヘッドスタジオ新・港区『撤収!』展