Concept
東京造形大学の授業「ビデオダンス演習」で、映像と身体のエクササイズとして実行してきたアプローチを作品化する試み。先祖という自分との繋がりのある他者のまなざしを、自分の眼にインストールするとき、世界はどのように変わって見えるか。
イタリアの小説家ピランデッロは短編『母との対話』の中で、筆者は亡き母と再会し、こう言われる。「あなたに言い忘れたことがあった。見えないものの目になって、ものを見なさい。そうすれば世界がもっと神聖に見えるから。」
2022年にハッブル宇宙望遠鏡は、レンズを宇宙に飛ばして129億光年先の惑星の撮影に成功。129億光年は距離に換算すると、129億× 9460730472580.8 km。
129億光年先の光を見る。
Event
2025年5月24日-25日
旧加藤家住宅・埼玉県蕨市
Event
2025年5月24日-25日
旧加藤家住宅・埼玉県蕨市
公演情報
先祖のまなざし
飯名尚人・今井琴美・石原 葉
映像と身体と日本画によるパフォーマンス
2025年5月24日(土)
①朝の回 10:30スタート
②夕の回 16:00スタート
2025年5月25日(日)
③朝の回 10:30スタート
会場 旧加藤家住宅
〒335-0003埼玉県蕨市南町2-8-2 旧加藤家住宅
JR京浜東北線 蕨駅、西川口駅からそれぞれ徒歩約14分 > MAP
チケット 3,000円(要事前予約)
予約フォーム https://forms.gle/57Wq25cofdK8egQP8
Artist
飯名尚人
映像作家、演出家
メディアテクノロジーとダンスの融合を目指した組織Dance and Media Japanを設立。ビデオダンス専門の映画祭「国際ダンス映画祭」主宰。オンライン舞踏番組『Re-Butoooh(リブトー)』編集長。東京造形大学教授。言葉・身体・映像を横断し、その構造を融和させる演出法によってジャンル不問の作品を多数制作。
今井琴美
北海道出身。2017年頃よりコンテンポラリーダンスに出会い様々な振付家のワークショップや作品に参加、出演する。2020年より大橋可也&ダンサーズの作品にコンスタントに参加。自身でも振付作品を発表し東京、京都、札幌などで上演、クリエーションは主に映像を用い虚構と現実の身体を往来、ダンスを踊る身体と思考の解体と構築、日常に溢れている普遍的な事物を通して躍る身体を視つめる。
石原葉
美術家
現代における共同体を「絶え間なく了承を繰り返す場所」と仮定し、絵画におけるシアトリカリティをキーワードに無自覚な視線の可視化や対話について絵画制作を通して思考し続けている。演劇集団ゲッコーパレード所属。京都精華大学日本画専攻特任講師。
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