森を巡る映画祭
監督・撮影・編集 キンウキ
森林と聞いた時、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?静かな環境でしょうか?それとも、人々の繋がりから離れ、隠者のような生活でしょうか?または、生命力に溢れた動植物でしょうか?私は森がこれだけではないと思います。今回の「森を巡る」というテーマを考えていく中で”社会”を連想しました。森の中において動植物やバクテリアなどの消費者や生産者、分解者の関係は社会の中における上流や下流、中流の関係に似てると思いました。厳密には森と人間社会における生産者や分解者などの関係は違います。ですが、この二つの構図がよく似ていると考え制作しました。
撮り方は『Wavelength』(1967)に影響を受けて、ストーリー性や画だけではなく”音でなにが物語れるのか”ということを試しています。今作は『Wavelength』と似ているような実験的な表現方法をやってみました。色彩も大胆な方法を試し、森と人間社会のことをベストに表したいです。
そして、「森林」について考えていく中で森林と人間社会の関係性や共通点を分解することができるのではないでしょうか。ぜひ私と一緒に「森に入って何が見えるのか」「森と都市の違い」について考えてみませんか?
02.
PROFILE
JIN YUQI(キン ウキ)
23才、中国シャンハイの出身。2019年から映画を勉強し、ドキュメンタリーや短編映画などの制作を始める。
作品:
「冬眠」 2020 8分 監督·脚本·撮影·編集
「フィクション」 2021 8分 撮影
「海に向く春が温かい花も咲く」 2021 15分 監督·脚本·撮影·編集
「世界の終日」 2023 20分 監督·脚本·撮影·編集
受賞·ノミネート
「冬眠」 2020中国青年デザイン大会 全国二等
「フィクション」 2021SIFF SHOOTING 48H ノミネート