社会の森
監督 SHANG YINGQI (ショウ エイキ)


 
 

森を巡る映画祭

監督:SHANG YINGQI
主役:ZENG CHENQIANG
撮影:SHANG YINGQI
編集:SHANG YINGQI
スペシャル サンクス:CHEN XINRONG、CHEN CAN、藤井夏帆

主人公はずっと他人に押し付けられた自分のしたくない仕事をしてきた。周りは歓声と笑い声で溢れているが、彼自身はこの環境で何の幸せも感じられない。彼は誰もいない場所に行ってしばらく滞在し、心を落ち着かせることを決意した。しかし、その過程で多くの障害に遭遇する。テントを組み立てる方法が分からず、ライターを持っていない。彼は長年スマートフォンを使いこなしてきたが、火をおこす方法が見つからない。結局、テントの中で眠ることにした。彼は自分のよく知る場所に来たようだが、知っているけれども嫌いな人はいない。彼は周囲を見渡し、やっと安心したが、振り返ると自分の前には馴染みのある書類が山積みになっていた。彼は一気に目を覚まし、荷物をまとめて帰ることにし、もうここにはいたくないと思った。帰ってきた後も、同じ人たちがいて、同じようなことが続いている。彼は再び逃げ出したいという気持ちが芽生え、椅子に座って「海辺に行ってみようかな」とつぶやいた。
 
 


人々は簡単に人類社会から離れることができない。自分の快適なジャングルからも容易に逃れることはできない。
 
技術の急速な発展とともに、人々の間の情報交換もますます密接になっている。情報の迅速な流通により、人々はさまざまなポジティブまたはネガティブな感情価値を簡単に得ることができるようになり、同時に感情の表出も拡大されている。社会での挫折や困難に直面すると、人々の心にはさまざまなネガティブな感情が蓄積され、極限に達すると具体化することがある。ある人々は社会に嫌気がさし、他の人々は人群から逃れたいと考え、人類集団がもたらすネガティブな影響から遠ざかりたいと望むかもしれない。しかし、人類社会の便益から離れて一人で自然の中で生きることができるのはごく少数の人々だけである。生物は怠惰であり、倹約から奢侈への移行は容易であるが、奢侈から倹約への移行は難しい。人類社会に適応した人々は、それを離れることが難しい。
 
最終的に、人々は再び人類社会の森に戻り、他の人々と緊密に結びついて生きていくことになるだろう。

02.


PROFILE

SHANG YINGQI (ショウ エイキ)

2001年中国山東省生まれ
年東京造形大学メディアデザイン専攻在学
 
監督作品
「遅刻」2022
「夏の音」2023
 
参加作品
「怪盗メロンと町田の秘密」2021 怪盗ポスター/怪盗マークシート/ オープニングアニメーション
「懐柔の開放」2023 絵コンテ(部分)/泡に特殊効果/後期
 
3DCG
「鏡」2023
 
ゲーム
「Touch Light」2022
「待とう」2023



Works