夢の森は何色
監督 HUA JIANGNAN(ファ ジャンナン)


 
 

森を巡る映画祭

朝、目を覚ました男は、そばにいた女性に昨夜見た夢を語る。森の中に、赤い花柄のドレスを着ている女性がいた。見たこともない女性だった。
 


物事がうまくいっていないときは、まず寝よう。どうすればいいのか、夢が教えてくれるといつも思っている。本作は自分が覚えている数少ない夢のうちの2つのコラージュである。
この1年、いくつかの授業のおかげで、これまでの人生で最も多くの時間を森で過ごした。
この経験は、虫が嫌いであまり森に入らない私にも、森に関する珍しい夢を与えてくれた。
夢は欲望の実現という説がある。夢は本質的な欲望をストレートに現すのではなく、内的な検閲機構(道徳、法律、他者への配慮、失敗への恐れ)を欺くために一連の変装を経て、微妙な形で現すのだと述べている。
今までの夢の中でどんな色が出てきたか覚えていないんだけど、その赤い花柄がよく覚えていた。なぜかというと、現実で友人がほとんど同じ花柄のドレスを着ていたからだ。
あんなに不思議とは思わなかった。夢は未来を予言するのか?それとも記憶違いなのか?この夢は本当に見たのか?その夢の直後、大学の森の中で、私はただ一人で立って虫や鳥の声に耳を傾けていて、すべてがなじみのあるものに感じられた。
その気持ちを伝えようとした。
 

02.


PROFILE

HUA JIANGNAN  華 江南

2002年生まれ 中国海南省出身
東京造形大学 映画映像専攻2年 
 
ずっと映画が好きなのか? いつも自分に問いかけている。
 
映画
監督『キャメル』2021
  『HAPP LOVE』2022
 
出演『晩夏を歩く』2023(監督:中島優誠)