『まぶい祭』 2005/5/8
前回のアースディはイベント自体が環境問題に関してのものだったのに対して
まぶい祭は地域のお祭といった色合いが強く、規模などの違いもありましたが、
だからこそ得るものも多かったのではないかと感じました。

記事/座覇洋一

皆さんこんにちは座覇です。
今回は5月8日に千葉県の流山市で行われたまぶい祭に関しての文章を書かせて頂く事になりました。先ず自己紹介をさせて頂きます。
 

自分は去年の4月にワーキングホリデーで渡豪しタスマニアの州都ホバートへ。
語学学校を探している時に泊まっていたBPで出会ったのがGRSから降りてきたばかりの野田沙京さんでした。当時はタスマニアの原生林問題は全く知らず、その時に初めて知ることが出来ました。もともと環境問題に関心があったこともあり、自分も日本人の一人として何かするべきでは、と思い自分なりに出来る限りの事をしようと思いました。
自分は英語を全く話せなかったので先ずは語学学校に通う事に。
当時結成されたエコーの存在もこの時期に知りました。こだまのイベントでこだま作りを数体手伝わせてもらいましたが当時働きながら学校に通っていてイベントには残念ながら参加できませんでしたが・・。
実際に森を訪れたのは11月末、ベースキャンプ再開直後になります。それから3月中旬までキャンプ活動でビジターのためのトラックを作ったりメッセージボードを作ってホバートのBPや学校に置かせてもらったりなどしていました。
タスマニアを離れる3月末にそれまで撮った写真を展示したときに見に来てくれたエコーのエリさんの紹介で原田先生、CSTJの存在を知り今年4月の帰国後のアースディのイベントから活動のお手伝いをさせて頂いてます。

さて、前置きが長くなってしまいましたがまぶい祭に関しての感想を書かせて頂きます。
前回のアースディはイベント自体が環境問題に関してのものだったのに対してまぶい祭は地域のお祭といった色合いが強く、規模などの違いもありましたが、だからこそ得るものも多かったのではないかと感じました。
 
イベント終了後にも話しましたがやはりアンケートの内容は何も知らない人たちにとっては多少深入りしすぎていて反応がいいとは言えなかったのが現状です。
中にはアンケートの内容について伝えたい事、目的を明確にして、ここはもっとこうすべきだ、等の助言を下さる方もいたようです。
また、昨年秋に銀座?でタスマニア問題に関してのイベントを見たという人も。すっかり忘れていたが改めて現状を聞いてより関心が高くなったと話していました。
やはり一度知っただけではその時は関心を示しても家に帰ったら忘れてしまうという現状はあると思う。二度、三度と目にすることで効果は飛躍的に上がるのだろうけど・・・。

個人的なところでは帰国直前にQLD州の小さい街でSave Tassie's Forestのステッカーを貼った車を見てスゴイ嬉しかった。タスマニアでは多くの市民が車にステッカーを貼っているけどタスマニアから遠く離れたこんなところで見かけると、何か、より心にくるものがあった。
どこかで見かけたタスマニアの問題を自分の身近なところで再び目にする、ポスターでもステッカーでも目にするだけで効果は大きいと思う。
基本的なことだけどやはり色々な人の目に触れるような活動が大事なんだと改めて感じた。小さな地域のイベントで目にするなら余計に親近感も湧くだろうし。 

以上とりとめの無い文章で恐縮です。