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悲喜劇を巡る映画祭

「The Crossroads of Love」
CHEN XINRONG(陈信蓉)



出演:LIU YANJUN KOMORI HIRO
撮影・編集・監督:CHEN XINRONG

作品解説


--悲喜劇--テーマの考え
悲喜劇というテーマを初めて聞いた瞬間、
頭の中には二つの言葉が飛び出した。
人生と恋です。
自分の人生の過去二十年をざっと見てみると、
人生の悲喜こもごもは私にはあまり深く記憶に残っていないようです。
二十歳の私にとっては、恋は人生の一部であり、
恋についての気づきは人生よりも豊かになりそうです。
 
--恋と悲喜劇--関係の考え
恋というのは、もともと悲喜劇だと思う。
胸が張り裂けるような苦しみもあるだろうが、
心に刻むような喜びもあるに違いない。
狂恋には、温かみがあり、苦渋があり、調和があり、喧嘩もある。
結果は不幸かもしれないし、幸せかもしれない。
狂恋があれば失恋もある。
失恋の味は一言で尽きることができない。
しようがなくて、憂うつで、後悔して、苦悩して憂え悲しむ。
愛と不愛の間の追憶と懐かしみ、苦くても甘くて、悲しくても喜しい。
これらの体験は、恋という悲喜劇が与える豊かな贈り物ではないでしょうか。
 
--青春--という言葉
青春、これは私が今までに感じた最もロマンチックな言葉です。
学生時代の私も、恋に恵まれ続けていました。
しかし、青春の恋はすべて完璧な結末を迎えるわけではない。
年少の恋は未来がないかもしれない、
しかし少なくともすべての青春を驚かす。
今回の作品は、
私の中学校、高校時代の周囲の同級生や友人の恋愛体験と自分の初恋の思い出、
美しい恋への憧れと期待、恋の悲しみと喜びを表現した。
 
--あらすじ--
失恋した男性が、愛と不愛の境目に立って、
彼が彼女と知り合い、恋をした瞬間を回想する。
幸せな思い出に悲しみが混ざり合い、切ない懐かしさと甘さが混ざり合う。
結局、彼は彼女の家の階下に行き、
明かりのついた窓を見上げ、彼女に電話をかけた。
彼らの恋の悲喜劇は続くのか、それとも終わるのか。
 
 
 
 
 

プロフィール
 

[監督・脚本・撮影・編集]
陈 信蓉
CHEN XINRONG
 
2002年 中国上海に生まれ
2019年 東京高校留学
2021年 東京造形大学 映画 映像専攻入学

小さい頃からドラマを見るのが好きで、プロット、撮影、編集にとても興味を持って、日常生活の短編映像を編集。

日本の高校に留学してから、 短篇映像の創作と編集に対して更に学習と体験をし、 映像に対して濃厚な興味を持った。
将来は、映像で日常生活を記録し、感情を伝え、人間の美しさを表現したい。

 
[出演]
刘 妍君
LIU YANJUN
 
2002年 中国上海に生まれ
2022年 立教大学異文化コミュニケーション学科入学
 
青春ドラマや映画が大好きで、青春には残念なことや素敵な思い出がたくさんあります。監督の陈信蓉さんとは上海で中学のクラスメートで、もう10年になります。青春ドラマに興味を持って、今回の作品に出演させていただきました。

 
[出演]
小森 広
KOMORI HIRO
 
2002年 岐阜県生まれ
2021年 東京造形大学 インダストリアルデザイン専攻入学
 
車が好きで、自分を表現するのも好きです。本格的にカメラの前で演技する体験は初めてで、緊張感を持って今回の短編映画に出演しました。

対談
 
CHEN XINRONG(チン・シンヨウ)
GU YUTING(コ・イクテイ)
 

CHEN XINRONG:

コさん、初めまして、チン・シンヨウと申します。
今日は、私の対談に応じてくれてありがとうございました。
よろしくお願いします。

 
GU YUTING:
初めまして、よろしく。
 
CHEN XINRONG:
上海応用技術大学のYAN RUI先生の推薦によると、あなたの監督作品『黒羊』は中国教育部主催の2021年第5回全国大学生短編映画祭で2等賞を受賞し、中国大学生短編映画祭の学生審査委員に特別招待されました。 素晴らしいですね。
 
GU YUTING:
いえいえ、私たちのチームはアマチュアなんです。そんなに素晴らしくないわ。
今日、私を選んで対談してくれてありがとうね。
 
CHEN XINRONG:
笑。
 
CHEN XINRONG:
それでは本題に入りましょう。今回のテーマは悲喜劇です。
悲喜劇には広い定義がありますが、今回は恋の悲喜劇を選んで作りました。
二人が恋をしているときの画面を通して喜びを表現し、別れたあとの男の子の画面を通して悲しみを表現したいと思いました。
また、男の子は努力して感情を挽回しようと試み、最後のどっちの意味にも取れる結末。内容からして、どう思いますか?
 
GU YUTING:
今回恋を悲喜劇のテーマとして作品を作ったのは、とてもいいと思いました。
悲しさと喜びの雰囲気をそれぞれ表現するのは一定の難度があると感じます。
この作品の全体の雰囲気はやはり悲しいです。
 
CHEN XINRONG:
そうですね。悲しさと喜びの雰囲気をどのようにうまく表現するか、そしてその間の対比をどのように表現するか、今回、私の最大の難題だと思います。
 
GU YUTING:
チンさんは監督として、今回作った恋の悲喜劇の全体的な雰囲気は、悲しかったですか、 嬉しかったですか。
 
CHEN XINRONG:
悲しいかな。 別れたあとに展開する物語という設定で描きましたから。
 
GU YUTING:
なるほど!まだ、内容についていくつか質問していい?
 
CHEN XINRONG:
いいよ!
 
GU YUTING:
男の子が復縁しようとする動機は、人形を見て外に出ることから始まったのか、 または、悲しい時に思い出のある場所に立ち寄ったことから始まったのか。
 
CHEN XINRONG:
これはですね…
 
GU YUTING:
人形を見て、最後の努力をすることを選ぶ?
人形の物語は少しはっきりしないようでした。
 
CHEN XINRONG:
復縁の動機は、実は最初からそう思っていたのではないかと思います。
最初から電話をかけていたのに、女の子が出なかっただけ。
そして、携帯を置き、目線は枕元に置かれた人形を見て、初めて会ったときのことを思い出した。その次、もう一度女の子と会って話をしたいという気持ちを強くしたはずです。だから、彼は復縁のことを頭の中にずっと持っていたんです。
 
GU YUTING:
わかりました!
 
CHEN XINRONG:
私たちは同齢で、いくつかの青春の恋のドラマや映画を見たことがあるはずです。
今回出来上がった作品は、私が最初に頭でイメージしていたものとは、実はかなり違うものになってしまった。
コさんの視点から見て、今回私が作った作品の一番の問題点はなんですか、そのギャップはどこにあるのでしょうか。
 
GU YUTING:
最大の問題点はやはり悲しい雰囲気になり、重すぎると感じて、回想シーンの思い出の部分の雰囲気はかえって更に男の子の失恋の苦痛を引き立てるようです。
でもそれが確かにとてもいい感じでもあります。
エンディングはひねりがあったけれど、私にはまだ少し淡々としている感じがしました。男の子が思い出の場所を歩いて、過去を思い出して、女の子との復縁を決意していくような感じに変えてもいいかな。
日本の恋愛ドラマの走る感じもいいよね、笑。
 
CHEN XINRONG:
なるほど!意見ありがとうございました!他には何がありますか。
編集とか、画面上の構成とか。
 
GU YUTING:
作品全体の感情的な雰囲気の構成はとてもきちんとしていて、特に後半はBGMと画面を挟んでとてもよかった。
現在と回想のモンタージュはとても生き生きとしている。
ちょっと足りないことは、思い出の画面の色調を少しグレーにして、記憶の中の思い出の美しさを際立たせるために画面の色を少し豊かにする方がいいかなと思いました。 演技のことは、後半の男の子の感情は少し淡々として、もしかすると演出方法と豊かな画面を調整することによって映画のレベルとクライマックスを高めることができるかもしれない。
 
CHEN XINRONG:
わかった!本当にありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
対談者プロフィール
 

 
GU YUTING
顾昱婷
 
2001年 中国雲南に生まれ
上海応用技術大学
デジタルデザインと製造専攻3年生
監督作品『黒羊』2021年全国大学生短編映画祭で2等賞を受賞(中国)
作品『黒羊』
URL:https://mp.weixin.qq.com/s/SL39vjBbtE2AvPdKxLO1VA