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(夢)と(現実)を巡る

sleep
丹野音



 

夢遊病患者の徘徊。彼らは現実と夢の世界でどんな旅をし、どんな旅をしどんなところを巡るのかそして夢から冷めた時そこに何が待っているのか。無意識の彼らに一体何が待っているのか。

プロフィール

 
2003年1月7日/埼玉県坂戸市生まれ/東京造形大学彫刻専攻
高校生から美術科に通い彫刻を学ぶ。映画や映像に興味があり作品を
制作。
 
代表作品
アノコシンコウ(2019)
創造妊娠(2020)

対談

 
作者 丹野音(以下丹野) / 夢遊病患者 kさん(以下k)
 
 
丹野: 早速ですが夢遊病だっていつきずいたのですか?
 
k: 気づいたのは最近ですよ。兆候はもうだいぶ前からですね。中学生くらいから寝ている位置が変わったり、買っておいたお菓子が知らない間に食い荒らしてあったりしてましたね。
 
丹野: 家族とかには理解とかしてもらえてるんですか?
 
k: 一様助けてもらったりしていたようです。寝てたんで気づかなかったですけど。家族は笑い話にしてますね笑
 
丹野: kさんが普通に見えるように人間誰しも目に見えない疾患を抱えていると思うんです。この作品の意図は感覚や感情がコントロールできない状況で無意識に行動する危険性を表現したかったんです。
 
k: なるほど確かに踏切のシーンはドキっとしました。自分も夢遊状態で車に乗りそうになったことがあります。
 
丹野: それはだいぶ怖い体験談、、、笑。これから先そういう目に見えない疾患の危険性を題材に作品をつくって私の作品を見たひとがそういった問題を考えるきっかけを作りたいです
 
k: そういう活動は非常に助かります。私のような人から理解をえるのが大変な人のためになる活動なので応援してます!協力しますよ!
 
丹野: ありがとうございます。kさんもお仕事頑張ってくださいね!